第9回カナダ・カムループスインターナショナル柔道大会を終えて
団長 加藤哲雄

 2006年カムループスインターナショナル大会は、カムループス市ジュウドウクラブ創立50周年記念の大会でもあり、大変に意義深い大会となりました。
この記念大会に際して、愛知から大勢の少年・少女の皆さんと共にカナダを訪れることができ、大変光栄なことです。

 2月という気候的にも最も厳しいシーズンにもかかわらず、一人の故障者も、またその他のトラブルもなく全員が無事に帰国できましたことは、参加者の皆さんのご協力の賜と深く感謝申し上げます。

 この大会では、小学生から一般の人達までが様々な階級にエントリーしており、大会当日は会場も大変広い会場でした。
 何分にも語学に堪能な人が少なく、JTBの古川さんや現地の深草さんのご活躍によって、参加選手は安心して試合に臨むことが出来ました。
その甲斐あって、好成績を収めることができ大変嬉しく思います。

 この大会は、愛知県柔道連盟の高濱先生が、教え子のヘンリー・上田さんから「大会を発足させ、立派な大会にするには是非共、日本から選手の方々の参加をお願いしたい。」との要請がありました。
 要請に応えて毎年日本から参加させてきました。
 回を重ねるに従って盛大になり、今の様な国際大会に相応しい大会にななりました。今では、日本選手との対戦に期待をもって、カナダ全土はもとよりアメリカからも選手が参加するようになりました。

 このような大会を見て、語学能力や外国の生活・文化の知識に乏しい日本選手にとって、出場することだけでも大きな自信となつたようです。
この子等の将来の人生の中においてこの体験がいろいろな面で役立つことは間違いありません。

 我々は、今までのこの様なカナダとの交流の中で得た経験から、青少年の情緒や幅広い人間育成に役立つこと多々と確信しています。私は、このような活動の中に教育の原点があると考えます。

 このたび、NPO(特定非営利活動法人)「愛知国際柔道自然塾」を設立致しました。
 これも、カナダの大会に継続参加していく中で、参加された方々の中から発展的な要望意見が出されて、このたび設立することになりました。このNPOは、皆さんが修練を重ねている柔道を通して、国際人としての育成のお役にたつことを念願としています。

 柔道の理念である「精力善用・自他共栄」の精神のもと、世界のあらゆる地域の人々と、柔道を通じた交流を積極的に図って行きます。
 次の世代を担う若者達の健全な育成と豊かな自然を守り平和で明るい社会を築きあげるために、微力ながらも努力していきたいと願っています。

  今後のよりよい活動のために、皆様のエールを期待しています。

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